APP FACTORY020手書きを文字に

ノート・メモ帳・ホワイトボード。写真から、形のまま文字になる。

手書きのメモを、使える文字に。

手書きの写真を選ぶと、見出し・箇条書き・チェック欄・字下げを保ったまま文字になります。読めない字は推測で埋めず〔?〕のまま残し、候補を横に出します。誤字も直さず、書かれたとおりに写します。図や絵は文字にしません。画像は5MBまで。読み取りに使うため外部のAIへ送られ、サーバーには保存しません。
入れるもの

手書きの写真

写真はこのサーバーに保存しません。読み取った文字は、このブラウザの中にだけ残ります。1日に使える回数には上限があります。

左で手書きの写真を選ぶと、ここに文字が出ます見出しと箇条書きの形のまま出るので、メモ帳・Notion・Wordにそのまま貼れます。読めなかった字は〔?〕で残ります。
まず動きを見たいときは「見本を読み込む」から。

読みもの

手書きのメモやノートを写真からテキスト化する方法と、読み取りで崩れやすいところ

先に結論

  • 手書きのメモで意味を持つのは、字そのものより「形」(見出し・字下げ・矢印・チェック欄)。ここが落ちると結局打ち直しになる。
  • 読めない字を、それらしい字で埋められるのがいちばん危ない。名前・数字・日付は必ず元のメモと見比べる。
  • 撮りかたで結果が大きく変わる。真上から・文字の部分を画面いっぱいに・影と反射を避ける。

授業のノート、打ち合わせで書いたメモ帳、会議のあとのホワイトボード。あとで清書しよう、共有しよう、と写真に撮ったまま、カメラロールに溜まっていくことはよくあります。いまはスマホの標準機能や無料アプリでも、写真の字を文字として取り出せます。それでも手書きのメモだと「文字は出たけれど、どこが見出しでどこが箇条書きか分からない1本の文になった」「読めない字がそれらしい別の字になっていた」という話がよく出ます。ここでは、手書きの読み取りがどこでつまずくのか、撮るときに何をすれば減るのか、読み取ったあと何を見比べるべきかを整理します。

1手書きの読み取りは、「字を読む」と「形を読む」の2つに分かれる

写真から文字を取り出す処理は、大きく2つの仕事でできています。1つは1文字ずつ何の字かを当てること、もう1つはその字がどの行に属し、どこが見出しでどこが字下げされた箇条書きなのか、という形を読むことです。

印刷された文書なら、行の間隔も字の大きさもそろっているので、形を読むのは難しくありません。手書きのメモは違います。行がななめに流れ、見出しは大きさや下線で区別され、関係は矢印で書かれ、あとから余白に書き足した字が行の間に入ります。

多くの読み取り機能は、字を読むことを主な仕事にしているため、読めた字を上から順に1本の文としてつなげて返します。字は合っているのに、どこが見出しでどれが箇条書きか分からなくなり、貼ったあとに自分で段落を組み直すことになります。

2よく使われる無料の方法と、手書きメモで気をつけたいところ

手書きの写真を文字にする方法は、無料のものだけでもいくつかあります。どれが向いているかは、メモの量と、形をどこまで残したいかで変わります。

方法向いている場面手書きメモで気をつけたいところ
スマホの標準機能(iPhoneのテキスト認識表示など)数行の字をその場でコピーしたいとき見出しや字下げの形は残らないことが多い。長いメモは選択の範囲がずれやすい
Googleレンズ看板や印刷物の字をすぐ取りたいとき手書きの崩し字や小さい字は読み違えが出やすい。形は1本の文になりやすい
Googleドライブの画像をドキュメントで開くファイルとして残したいとき印刷された字に比べると、手書きの精度は落ちると紹介されることが多い
ノートアプリ(OneNoteなど)の画像内の文字検索メモを検索できるようにしたいとき検索用に使うのは得意だが、清書された文として取り出すには手間がかかる
このページの道具見出し・箇条書き・チェック欄の形のまま文字にしたいとき1日に使える回数に上限がある。写真は5MBまで

各サービスの対応端末や機能は更新されることがあります。使う前にそれぞれの公式ヘルプで確かめてください。

たまに数行を取るだけなら、スマホの標準機能で十分なことも多くあります。ノート1ページぶん、会議のホワイトボード1面ぶんのように、形そのものに意味がある量を文字にしたいときに、形を残す方法が効いてきます。

3いちばん危ないのは「それらしい字で埋められる」こと

手書きの読み取りでいちばん気をつけたいのは、読めなかった字が空欄ではなく、それらしい別の字になって出てくることです。空欄なら直す場所がすぐ分かりますが、もっともらしい字で埋まっていると、見比べない限り気づけません。

とくに間違えたときに困るのは次のようなところです。

  • 人の名前(山口と山田、斉藤と斎藤のような似た形)
  • 数字(1と7、0と6、4と9。桁の区切りも落ちやすい)
  • 日付と時刻(10/7と10/1、9時と4時)
  • 金額と数量(単位の円・個・枚が落ちると意味が変わる)
  • 否定の言葉(「する」と「しない」、「可」と「不可」)

この道具では、読めない字は推測で埋めず〔?〕のまま残し、見当がつくときだけ候補を横に並べます。候補は本文には入れません。どの行に〔?〕があるかは、読み取りの結果をそのまま信じるのではなく、道具の側で1行ずつ確かめてから一覧にしています。

4撮りかたで、結果が大きく変わる

同じメモでも、撮りかたで読み取りの結果ははっきり変わります。効くのは次の5つです。

  • 真上から撮る(ななめだと行の傾きが強くなり、行の順番がずれやすい)
  • メモ全体ではなく、文字の部分を画面いっぱいに入れる
  • 自分の影を落とさない。ホワイトボードは照明の反射が字に重ならない角度で
  • ピントを合わせて、手ぶれを止める
  • 鉛筆の薄い字やホワイトボードのかすれた字は、明るい場所で撮る

ノートの見開きや、字がびっしり詰まったホワイトボードは、1枚に収めるより左右や上下に分けて撮ったほうが結果が安定します。1枚あたりの字が減るぶん、1文字あたりの画素が増えるからです。分けたあとは、文字にしてから順につなげば元に戻ります。

5読み取ったあと、見比べる順番

見るところなぜ
〔?〕の行読めなかった字。候補を参考に、元のメモを見て自分で埋める
名前・数字・日付それらしい別の字になっていても、見た目では気づきにくい
行の順番ななめに撮った写真や、余白への書き足しで入れ替わることがある
字下げの深さどの項目の下にぶら下がっているかで、意味が変わることがある
矢印でつながった関係矢印の向きや、どこからどこへ引かれたかは読み違えやすい

この道具は誤字も直さず、書かれたとおりに写します。読み取ったあとに文を整えたり、要約したりもしません。整えるのは、元のメモと見比べて中身を確かめたあとにしてください。

6この道具がやること

手書きのメモ・ノート・ホワイトボードの写真(PNG・JPEG・WebP、5MBまで)を選ぶと、見出し・箇条書き・チェック欄・字下げを保ったまま文字にします。出てきた行は、押せばその場で直せて、いらない行は消せます。

「文字をコピー」を押すと、見出しは■、箇条書きは・、チェック欄は□の形でコピーされるので、メモ帳やメール、LINEにそのまま貼れます。「Markdownでコピー」なら、Notionなどに貼ったときに見出しとチェックリストのまま入ります。

図・絵・配置図は文字にせず、何があったかだけを別の枠で知らせます。写真は読み取りのために外部のAIへ送られますが、このサーバーには保存しません。

よくある質問

手書きのメモを写真からテキスト化するのは無料でできますか?
この道具は無料で、登録もありません。写真は5MBまでで、1日に使える回数には上限があります。スマホの標準機能やGoogleレンズでも手書きの字を取り出せますが、見出しや箇条書きの形は1本の文になりやすいので、形を残したいメモにはこの道具が向いています。
読めない字はどうなりますか?
推測で埋めずに〔?〕のまま残します。見当がつくときは「山口 または 山田」のように候補を横に並べますが、本文には入れません。〔?〕のある行は一覧に出るので、押してその場で直せます。
崩し字や汚い字でも読めますか?
読めることもありますが、崩れが強い字や小さい字、薄い鉛筆の字では読み違えが増えます。真上から明るい場所で撮り、文字の部分を画面いっぱいに入れると結果が安定します。読み取った名前・数字・日付は、必ず元のメモと見比べてください。
誤字や言葉づかいも直してくれますか?
直しません。書かれたとおりに写すのがこの道具の役目で、文を整えたり、補ったり、要約したりはしません。直した結果が元のメモと違ってしまうと、どこが書かれていたことか分からなくなるためです。
写真はどこかに保存されますか?
読み取りのために外部のAIへ送られますが、このサーバーには保存しません。読み取った文字は、使っているブラウザの中にだけ残ります。人の連絡先や口座番号など、残したくないものが写っているメモは、その部分を隠してから使ってください。

↑ この道具を使う

このページは、手書きの写真から文字を取り出すときの一般的な考えかたを説明するものです。スマホの標準機能やGoogleレンズ、Googleドライブ、OneNoteの対応端末・機能は、それぞれの公式ヘルプで確かめてください。読み取った文字が正しいかどうかは、この道具では判定しません。