会議や授業の録音を、文字起こしして要点だけ残す方法
録音はしたけれど、聞き返す時間がない。文字起こしをしても、長い文章が出てくるだけで結局読まない。そういう録音がスマホに溜まっている人は多いはずです。文字起こしそのものは、いまは機械でかなり正確にできます。問題はその先で、文字になった長い文章から「結局、何が決まって、誰が何をするのか」を取り出すところです。ここはその整理です。
文字起こしで精度を落とす原因は、機械ではなく録音の置きかた
文字起こしの機械は、ここ数年で大きく良くなりました。それでも結果が使い物にならないとき、原因はたいてい録音側にあります。マイクが話す人から遠い、複数人が同時に話す、空調や食器の音が入る、の3つです。
会議なら、机の真ん中ではなく、発言の多い人の近くに置く。授業なら、前の席で録る。それだけで聞き取れる言葉の量が変わります。スマホの内蔵マイクで十分で、特別な機材は要りません。
長さは、1本を25分までに区切ると扱いやすくなります。長い会議は議題ごとに録音を分けると、あとで要点も分かれて出てきます。
全文の文字起こしは、読むためのものではない
60分の会議を文字にすると、1万字を超えることがあります。それを最初から読む人はいません。全文の役割は「あとで確かめるための原本」です。
実際に使うのは、要点・決まったこと・やること・決まらなかったこと、の4つに分けたものです。この4つに分けると、会議に出ていなかった人にもそのまま渡せます。
とくに「決まらなかったこと」を残すのが大事です。持ち越しになった議題は、次の会議で誰かが覚えていないと、そのまま消えます。
要点をまとめるときに、機械にさせてはいけないこと
要点をまとめる機械は、聞こえなかった部分を「それらしく」埋めることがあります。決まっていないことを「決まった」と書いたり、言われていない期限を今日の日付から推測して足したりします。
この道具では、録音に無いことは書かない、期限は言われたものだけ、決まっていないことは「決まらなかったこと」に入れる、というルールで要点を作ります。それでも文字起こしの聞き間違いはゼロにならないので、人名・数字・日付は全文で確かめてから使ってください。
要点は機械が作る下書きで、記録として残すのは人が目で見てからです。
録音に入れてはいけないもの
文字起こしをするには、音声を外部のAIに送る必要があります。この道具も同じで、音声はサーバーに保存しませんが、送信はされます。
だから、名前・住所・電話番号・口座番号など、文字に残ってほしくないものは、録音に入れないか、その部分を切ってから使ってください。他の人の声を録音するときは、録っていることを伝えるのが基本です。
録音は自分のスマホから出ませんが、文字と要点はこのブラウザの中に残ります。共用の端末では、使ったあとに「結果を消す」を押してください。
この道具がやること
音声ファイル(m4a・mp3・wav・webm)を選ぶか、その場で録音すると、全文の文字起こしと、要点・決まったこと・やること(誰が・何を・いつまで)・決まらなかったことに分かれて出ます。要点は話された順で、1つ1文です。
出たものはそのままコピーできます。1本25分・25MBまで。登録は要りません。1日に使える回数には上限があります。
よくある質問
- 文字起こしは無料で使えますか?
- 無料で、登録もありません。1日に使える回数には上限があります。1本の音声は25分・25MBまでです。
- どの形式の音声が使えますか?
- m4a・mp3・wav・webm と、mp4の動画の音声です。iPhoneのボイスメモ(m4a)はそのまま使えます。その場でブラウザから録音することもできます。
- 文字起こしの精度を上げるにはどうすればいいですか?
- マイクを話す人の近くに置く、同時に話さない、空調や食器の音が入らない場所で録る、の3つで大きく変わります。長い会議は議題ごとに25分以内で分けると、要点も分かれて出ます。
- 要点は正確ですか?
- 録音に無いことは書かず、期限は言われたものだけ、決まっていないことは「決まらなかったこと」に入れる、というルールで作ります。ただし文字起こしの聞き間違いはゼロにならないので、人名・数字・日付は全文で確かめてから使ってください。
- 音声はどこかに保存されますか?
- 音声は文字にするために外部のAIへ送られますが、この道具のサーバーには保存しません。出た文字と要点は、使っているブラウザの中にだけ残ります。残したくないものは録音に入れないでください。
↑ この道具を使う
このページは録音の文字起こしと要点づくりの一般的な考えかたを説明するものです。会議の議事録として使う場合は、内容を目で確かめてからにしてください。