APP FACTORY洗濯表示を読む

服のタグを撮るだけ。記号の意味が、消費者庁の一覧の言葉で並ぶ。

この服、どう洗う?

洗濯表示のタグを撮ると、記号を1つずつ読んで洗えるか・漂白剤・乾燥機・干し方・アイロン・クリーニングにまとめます。記号の意味は消費者庁の一覧(JIS L 0001)の文言をそのまま出し、AIに文章を作らせません。縮むか・色落ちするかは判定しません。2016年11月までの古い記号は読み替えません。画像は読み取りのため外部のAIへ送られ、サーバーには保存しません。
入れるもの

タグの写真

タグを真上から、記号が画面いっぱいになるように撮ると読み違いが減ります。写真はこのサーバーに保存しません。1日に使える回数には上限があります。

左でタグの写真を選ぶと、ここに意味が出ます「洗濯機で洗える?」「乾燥機に入れていい?」「アイロンは何度?」が1枚にまとまります。記号の絵も並ぶので、タグと見比べて読み違いに気づけます。
まず動きを見たいときは「見本を読み込む」から。

読みもの

洗濯表示の記号の意味と見方|一覧と、2024年8月の改正で変わったところ

先に結論

  • 記号は5つの形(おけ=洗濯・三角=漂白・四角=乾燥・アイロン・丸=クリーニング)が基本。数字は温度の上限、点は温度の高さ、下の線は「弱く」、×は「できない」。
  • 書いてある温度は「その温度まで」という上限で、おすすめの温度ではない。
  • アイロンの点の温度は2024年8月20日の改正で変わった(点3つ:200℃→210℃など)。記号の見た目は同じなので、タグの付いた時期によって読みが違う。

服の内側のタグに並んだ小さな記号。おけ・三角・四角・アイロン・丸の5つの形に、数字や点や線が付いて意味が変わります。2016年12月に国際規格にそろえた記号へ切り替わり、種類が大きく増えたうえ、2024年8月にはアイロンの温度などの文言がもう一度改められました。ここでは、記号の読み方の決まり、全部の記号の意味(消費者庁の一覧の文言)、改正で変わったところ、読み違えやすい記号を整理します。

1洗濯表示は「5つの形」と「付け足しの印」でできている

今の洗濯表示は、日本産業規格 JIS L 0001 で決まっています。消費者庁の説明では、5つの基本の記号と、それに付け足す印の組み合わせで表します。

基本の形表すもの付け足しの印の例
おけ家庭での洗濯(洗濯機・手洗い)中の数字=液温の上限。手の絵=手洗い
三角漂白中の斜め線2本=酸素系だけ
四角乾燥中に円=乾燥機(タンブル乾燥)。中に線=干し方
アイロンアイロン仕上げ中の点の数=底面温度の上限
丸商業クリーニング(お店)P・F=ドライクリーニング、W=ウエットクリーニング
  • 下の線1本は「弱い処理」、2本は「非常に弱い処理」
  • 点は、数が多いほど温度が高い
  • ×は、その処理ができない(禁止)
  • 記号が並ぶ順番は、洗濯→漂白→乾燥→アイロン→クリーニング

もう1つ大事な決まりがあります。5つの基本の記号のどれかが書かれていないときは、その記号が表す処理は全部できる、という扱いです。たとえば漂白の三角が無いタグは、漂白に制限が無いという意味になります。

2洗濯表示の記号の一覧(全44種)

消費者庁の一覧(令和6年8月20日以降に表示するもの)の文言です。番号はJISの記号番号で、タグには書かれていません。

番号記号の形意味
190おけに「95」液温は、95°Cを限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
170おけに「70」液温は、70°Cを限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
160おけに「60」液温は、60°Cを限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
161おけに「60」・下に線1本液温は、60°Cを限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
150おけに「50」液温は、50°Cを限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
151おけに「50」・下に線1本液温は、50°Cを限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
140おけに「40」液温は、40°Cを限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
141おけに「40」・下に線1本液温は、40°Cを限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
142おけに「40」・下に線2本液温は、40°Cを限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯処理ができる。
130おけに「30」液温は、30°Cを限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。
131おけに「30」・下に線1本液温は、30°Cを限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
132おけに「30」・下に線2本液温は、30°Cを限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯処理ができる。
手洗いおけに手・「40」液温は、40°Cを限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。
手洗いおけに手・「30」液温は、30°Cを限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。
手洗いおけに手(数字なし)手洗いによる洗濯処理ができる。
100おけに×洗濯処理はできない。

手洗いの記号は、2024年8月20日以降は「40」「30」の数字入りの2種類です。

番号記号の形意味
220三角(中が空)塩素系及び酸素系漂白剤による漂白処理ができる。
210三角の中に斜め線2本酸素系漂白剤による漂白処理ができるが、塩素系漂白剤による漂白処理はできない。
200三角に×漂白処理はできない。
320四角の中に円・点2つ洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。高温乾燥:排気温度の上限は最高80°C
310四角の中に円・点1つ洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。低温乾燥:排気温度の上限は最高60°C
300四角の中に円・×洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない。
440四角の中に縦線1本つり干し乾燥がよい
445四角の中に縦線1本・左上に斜め線日陰でのつり干し乾燥がよい
430四角の中に縦線2本ぬれつり干し乾燥がよい
435四角の中に縦線2本・左上に斜め線日陰でのぬれつり干し乾燥がよい
420四角の中に横線1本平干し乾燥がよい
425四角の中に横線1本・左上に斜め線日陰での平干し乾燥がよい
410四角の中に横線2本ぬれ平干し乾燥がよい
415四角の中に横線2本・左上に斜め線日陰でのぬれ平干し乾燥がよい
番号記号の形意味
530アイロンに点3つ底面温度210°Cを限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
520アイロンに点2つ底面温度160°Cを限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
510アイロンに点1つ底面温度120°Cを限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
511アイロンに点1つ・下に蒸気の×底面温度120°Cを限度としてスチームなしでアイロン仕上げ処理ができる。スチームアイロンは不可逆的な損傷を引き起こす可能性がある。
500アイロンに×アイロン仕上げ処理はできない。
620丸の中に「P」パークロロエチレン又はジブトキシメタン若しくは記号Fの欄に規定の溶剤でのドライクリーニング処理ができる。通常の処理
621丸の中に「P」・下に線1本パークロロエチレン又はジブトキシメタン若しくは記号Fの欄に規定の溶剤でのドライクリーニング処理ができる。弱い処理
610丸の中に「F」石油系溶剤又はデカメチルペンタシクロシロキサンでのドライクリーニング処理ができる。通常の処理
611丸の中に「F」・下に線1本石油系溶剤又はデカメチルペンタシクロシロキサンでのドライクリーニング処理ができる。弱い処理
600丸に×ドライクリーニング処理ができない。
710丸の中に「W」ウエットクリーニング処理ができる。通常の処理
711丸の中に「W」・下に線1本ウエットクリーニング処理ができる。弱い処理
712丸の中に「W」・下に線2本ウエットクリーニング処理ができる。非常に弱い処理
700丸の中に「W」に×ウエットクリーニング処理はできない。

出典:消費者庁「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」(JIS L 0001 の概要)。

32024年8月20日の改正で変わったところ

洗濯表示は2016年12月1日に今の形になり、その後 JIS L 0001 が改められて、消費者庁は2024年8月20日以降に表示するものの一覧を新しくしました。見た目が同じ記号で文言が変わったものは次のとおりです。

記号の形2016年12月〜2024年8月19日2024年8月20日以降
アイロンに点3つ底面温度200°Cを限度としてアイロン仕上げ処理ができる。底面温度210°Cを限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
アイロンに点2つ底面温度150°Cを限度としてアイロン仕上げ処理ができる。底面温度160°Cを限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
アイロンに点1つ底面温度110°Cを限度としてスチームなしでアイロン仕上げ処理ができる。底面温度120°Cを限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
丸の中に「F」石油系溶剤でのドライクリーニング処理ができる。通常の処理石油系溶剤又はデカメチルペンタシクロシロキサンでのドライクリーニング処理ができる。通常の処理
丸の中に「F」・下に線1本石油系溶剤でのドライクリーニング処理ができる。弱い処理石油系溶剤又はデカメチルペンタシクロシロキサンでのドライクリーニング処理ができる。弱い処理

出典:消費者庁「洗濯表示(平成28年12月1日から令和6年8月19日まで)」「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」。

アイロンの点は、記号の見た目が同じまま温度の数字が変わっています。タグだけではどちらの時期に付いたものか分からないので、迷ったら低いほうの温度に合わせると、どちらの読みでも上限を超えません。

このほか、2024年8月20日以降の一覧には、点1つのアイロンの下に蒸気の×が付いた「スチームなし」の記号と、「40」「30」の数字が入った手洗いの記号があります。それより前の一覧の手洗いの記号は1種類で、消費者庁の一覧では「液温は30°Cを限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。」と書かれています。

4読み違えやすい記号

  • 乾燥機と干し方:四角の中に円があれば乾燥機(タンブル乾燥)、線だけなら干し方
  • つり干しと平干し:縦線はつり干し、横線は平干し。2本はどちらも「ぬれ」(脱水しない)
  • 日陰:四角の左上の角の斜め線。見落としやすい
  • 弱い・非常に弱い:おけや丸の下の線の本数。タグが縫い目で折れていると線が隠れる
  • アイロンの点:縫い目の近くでつぶれて、2つと3つを見間違えやすい
  • P・F・W:丸の中の字。Pは石油系も含む溶剤、Fは石油系、Wはウエット

2016年11月までに作られた服には、おけに「弱」「中性」の字、三角に「エンソサラシ」、丸に「ドライ」の字が入った、古い記号が付いています。今の記号とは別の体系なので、今の一覧で読み替えないでください。

5この道具がやること・やらないこと

洗濯表示のタグの写真(PNG・JPEG・WebP、5MBまで)を選ぶと、記号を1つずつ読み、洗う・漂白剤・乾燥機・干し方・アイロン・クリーニングの6つにまとめます。記号ごとに絵を並べるので、タグと見比べて読み違いに気づけます。違っていたらその場で選び直せます。

やることやらないこと
記号を読んで、消費者庁の一覧の文言をそのまま出す記号の意味をAIに文章で書かせる
アイロンなど、改正で文言が変わった記号は両方の読みを出すどちらの時期のタグかを決めつける
付記(洗濯ネット使用など)と素材を、写っている字のとおりに写すタグに無い注意書きを足す
点や線が読みにくい記号に「見比べてください」を付ける縮み・色落ち・型くずれを判定する

写真は読み取りのため外部のAIへ送られますが、このサーバーには保存しません。

よくある質問

洗濯表示の「40」は40℃で洗えという意味ですか?
いいえ。おけの中の数字は液温の上限で、「40℃を限度として洗える」という意味です。40℃のお湯を使う必要はなく、それより低い水温で洗うのは問題ありません。
アイロンの点3つは何度までですか?
消費者庁の一覧では、2024年8月20日以降に表示するものは底面温度210℃まで、2016年12月から2024年8月19日までに表示されたものは200℃までです。記号の見た目は同じなので、迷ったら200℃に合わせると、どちらの読みでも上限を超えません。
洗濯表示に漂白の三角が無いのはなぜですか?
JIS L 0001 では、5つの基本の記号のどれかが書かれていないときは、その記号が表す処理はすべてできる、という扱いです。三角が無ければ、漂白に制限が無いという意味になります。ただし写真で読めなかっただけのこともあるので、タグ全体を見て確かめてください。
古いタグ(2016年11月以前の服)も読めますか?
古い記号(おけに「弱」の字、丸に「ドライ」の字など)は今の記号とは別の体系なので、この道具は読み替えません。古い記号があったことだけを知らせます。
写真はどこかに保存されますか?
読み取りのために外部のAIへ送られますが、このサーバーには保存しません。読み取った結果は、使っているブラウザの中にだけ残ります。

↑ この道具を使う

記号の意味は、消費者庁「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」「洗濯表示(平成28年12月1日から令和6年8月19日まで)」「洗濯表示(平成28年11月30日まで)」(JIS L 0001・JIS L 0217 の概要)をもとにしています。記号は「回復できない傷みを起こさない、いちばん強い処理」を示すもので、実際に縮むか・色が落ちるかは、この道具では判定しません。